【珍事件】一夜にして鎮座。新田神社を揺るがした!?『がらっぱ大明神』【鹿児島県】

鹿児島県伊佐市で発見したミニ独立国の「ガラッパ王国」とは別の「がらっぱ共和国」というものを発見した。しかも何やらその共和国には守護神まで祀られているようである。調査に向かった。
新田神社

鹿児島県川内市にある神社「新田神社」にやってきた。この新田神社は標高70mの神亀山(しんきさん)の山頂にあり、ニニギノミコトを祀っている。神社の名前の由来はニニギノミコトが、ガラッパの住む川内川から水を引いて「新しい田んぼ(新田)」を作ったことからその名がついたと言われている。
つまり、神様とガラッパは昔からの「ご近所さん」である。
がらっぱ大明神「勝手に鎮座」事件。

そんな新田神社の本殿に行くまでの山の中腹あたりに設置されているのが、この「がらっぱ大明神」である。
なんともいい表情をしているこの「がらっぱ大明神」。この2人はそれぞれ「イザナギ河童」と「イザナミ河童」と呼ばれ、我が物顔で神社の境内に鎮座しているが、実はこの2人が新田神社に設置されたのにはとある珍事件がきっかけらしいのである。
珍事件
1990年の「川内がらっぱ共和国」建国式の際、見世物としてお祭り広場に飾られていた、がらっぱ像(イザナギ河童・イザナミ河童)があった。
制作者も担当者も知らないうちに、なぜか神社の境内の高台にすまし顔で鎮座し、入魂の儀まで終えていた……という話がある。
そして、そのまま新田神社の「末社」のような扱いで、今も参拝客を見守っており、現在に至る。
ほんまかいな!とツッコミを言いたくなるような話ではあるが「がらっぱ大明神」の隣の立て看板にもしっかりと明記されているのでホントの話なのだろう。

当時は、あまりに重いコンクリート像が、誰にも見つからずに神社の高い石段の上まで運ばれるなんてことは考えられないだろうから「これは人間業じゃない」「ガラッパが自分で歩いて登ったに違いない」という話で落ち着いたのだろうか。真相は謎に包まれている。
がらっぱ共和国とは?
そこで気になるのは、やたらと出てくる「がらっぱ共和国」とは何もの?ということである。正式名称は「川内がらっぱ共和国」といい、毎月8日に新田神社において「がらっぱ大明神」やその周辺、川内川の清掃活動を行っている団体で、平成3年の11月23日に建国されてから、毎年11月23日は建国祭を行っているとのことである。
由緒正しき「一の宮」に、どさくさに紛れて(なのかは分からないが)鎮座し、最終的に神様として認められてしまった「がらっぱ大明神」。この図々しさ。いや、バイタリティこそが、現代の我々に必要なパワーなのかもしれない。
そんな、ハイカラスポット。
アクセス
がらっぱ大明神
所在地:〒895-0065 鹿児島県薩摩川内市宮内町
営業時間:24時間
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