今日の一品 2024 5/30 THU
驚異と怪異 想像界の生きものたち
恐ろしそうなタイトルのこの本。世界各地、さまざまな時代に残された不思議な生きものの絵画、人形、仮面、ミイラの資料などがこの本には詰まっている。
手に入れたのは昨年の4月。福岡に旅行に行った際に会期中であった「驚異と怪異展」。風習、祭りなどで使われる衣装や人形、あるいは15世紀以降にヨーロッパで流行った驚異の部屋を作るために集められたような生きものたちの展示があった。
想像の生きものって怖いや気持ち悪いを通り越して、見れば見るほど面白く、愛おしくなってしまう。昔の人たちがこぞって収集し、見せびらかしたがる気持ちが分かる。実際に見たことのない生きものの魅力ってすごい。
伝承、風習、妖怪、UMAなどに興味がある人には最高のオトモになると思う。
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