ふく刺し 缶バッジ 【今日の一品 No.32】

ふく刺し 缶バッジ

山口県下関市の「唐戸市場」内のガチャで発見した、ふく刺し缶バッジ。

それにしても見事なふく刺し。缶バッジにしたくなる気持ちもよくわかる。この「ふぐ」の本場下関では「ふく」と呼んでいる。と言っても若い人は普通に「ふぐ」と呼んでいるようではある。

「ふぐ刺し」といえば透けて見える美しいお皿。これは下関のふぐの料理屋たちが競い合い、技術を磨き上げた結果生まれた、至高の作品へと仕上がっている。そのために、透き通る身。だけどもちゃんと主張するふぐ。そんな芸術品となった。一般的にはお皿は「美濃焼」や「有田焼」を使うそうだ。これぞ、下関の伝統文化とも言えるものであろう。