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【特集】あまるべがおもしろい。空の駅あまるべ編【兵庫県】

特集「あまるべがおもしろい」

空の駅編

兵庫県香美町にある「余部」あまるべ。なんかカワイイ読み方のこの土地には道の駅と空の駅が併設されているらしい。空の駅!?空港?一体なんだろう?ということで、調査に向かってみたらテーマパーク並みのボリュームのデカさ!魅力を伝えるために3回にわたって紹介。

その1 顔ハメ看板編はこちらから。

空の駅「あまるべ」

道の駅あまるべ探索の第2回は少し離れた場所へ向かっていきたいと思う。

道の駅の駐車場近くに気になる看板を発見!

余部鉄橋「空の駅」

とりあえず、看板の矢印の方向へ進んでみる。

すると、現れてきたのは赤い鉄骨たち。何やら新しく建設している途中だろうか?

逆で、これは1912年に建てられた余部鉄橋の一部の橋脚である。いろんな形で残されて、オブジェのようになっている橋脚は幻想的ですらある。

奥にはビル的な建物が見えるのでそちらの方へ向かってみる。

近くまでやってきてみた。どうやらビル的な建物は「余部クリスタルタワー」とのことである。

なんだそれ?

いわゆる眺めのいいエレベーターである。

早速乗ってみる。

高所恐怖症の方は要注意である。このエレベーターは高さ41mまで一気に駆け上がる。マンションであれば12階の高さほどである。海と山のコントラストは絶景ではあるが、非常に高いのと、クリスタルタワーの名の如く眺めが良すぎて流石に恐怖感を感じてしまう。

着いた。

ここが、余部鉄橋「空の駅」である。
現在は展望台になっており、旧鉄橋の一部を歩くことができる。

余部鉄橋は、1986年に起きた車両転落事故をきっかけにコンクリート製の橋脚に建て替えられることとなった。約100年もの間、運行を支えてきた余部鉄橋である。

そして、この空の駅は現役のJRの駅「餘部駅」に直結されている。

そういえば、旧鉄橋の部材の一部を施設内のあらゆるところで見かけることができる。

ここは部材を駅のベンチとして有効活用している。

クリスタルタワーの看板や待合のベンチ、そして顔ハメ看板の土台としても旧余部鉄橋の一部が使用されている。なんだろう。この無機質な赤い鉄骨には愛着すらわいてしまう。100年以上の歴史を感じるからだろうか。家にも置いて座ってまったりとコーヒーでも飲みたいものである。

つづく。

その他、ギャラリー。

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アクセス

余部鉄橋 空の駅
所在地:〒669-6671 兵庫県美方郡香美町香住区余部1861−2
営業時間:6:00 - 23:00
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カラジロウ

ダイバー2号。 マンホール、レトロなもの、変なオブジェが好き。 収集癖がある。 街中にあるアートを探して、いつもキョロキョロしながら歩いてます。

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