オートバイ神社。文字通りオートバイに乗る人々、つまりバイカーを象徴的に祀る神社である。宗教的な意味合いというよりは、ツーリングの拠点として、地域の活性化に貢献するという目的で日本二輪車文化協会が認定している神社のことである。
絶賛増加中のオートバイ神社、そのフォルムはバイク愛が強すぎて「尖ってる」というか、非常に「個性的」な神社が多い。ハイカラダイブはオートバイには乗らないが、個性が強すぎてついみたくなるので寄ってしまう。そんな、オートバイ神社をご紹介。
第01回 さくらオートバイ神社
第29号「さくらオートバイ神社」

やってきたのは、鳥取県若桜町。水戸岡鋭治デザインの超レトロな観光列車が走る、若桜鉄道の駅「若桜駅」があることで知られている。
若桜駅自体も非常にレトロな作りの駅舎。そこだけ時計の針がゆっくり回っているような錯覚に陥る。昭和初期から残る転車台や給水塔。そんなノスタルジックな風景のすぐ隣にあるのは道の駅「若桜 桜ん坊」。そして敷地内の端っこにあるのが今回の目的地であるオートバイ神社である。

まさか、昭和レトロの象徴のような駅の隣に令和のバイカーたちの守り神が鎮座しているとは。ギャップがたまらなくいい。

遠くからでは気づかなかったが、お社の土台はどうやらコンクリートブロックのようである。なるほど。その発想はなかった。味があって素敵だ。

そして、お社の隣に鎮座しているシルバーの輝きを放っている気になるオブジェ。
コレは、実は賽銭箱。
しかもマフラー型の。


発想がすごい!ほんと、オートバイ神社ならではのマフラー型賽銭箱。
よく見ると排気口のような穴がしっかり空いている。小銭を投げ入れると、チャリンという音と共に、どこかへ『排気』されていくような感覚。これに硬貨を滑り込ませるだけで、なんだか自分の徳が加速していくような気がしてくるから不思議だ。




道の駅の店内へ一歩踏み込めば、そこはもう一つの聖地。ステッカーやキーホルダーなど、オートバイ神社のロゴが躍るグッズたちがたくさん。
オートバイに乗らなくても、この『突き抜けた愛』には当てられてしまう。
そんな、ハイカラスポット。
※2024年9月訪問時の記録です。現在は変わっている可能性もあります。ご了承ください。
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