
やべり台023
赤鬼のすべり台【佐賀県】
佐賀県多久市にある「鬼ノ鼻山憩いの森」で発見した、赤鬼のすべり台。

これは素晴らしい。本当に見事な赤鬼。誰もが想像する赤鬼の体現化だろう。この色といい形といい、滑降部は赤鬼の舌なのだろう。

家に持って帰りたいほどによくできた赤鬼。


鬼の鼻山の由来はというと、
昔この一帯に沢山の鬼が住み、村里に来ては村人に乱暴を働いた。村の鎮守の神様は鬼たちに提案した。「一晩のうちに富士山より高くて美しい山を築くことができたら、ここをお前たちにやる。できなかったら、ここを出ていけ。」 それを聞いた鬼たちは二手に分かれて東から西から、大きな掛け声とともに土や石をどんどん積み上げていった。鬼たちの力は強く、2つの山はたちまち1つの大きな山になり始めた。神様は何か妙案はないかと考え、一番鶏に化けて大きな声で鳴くと、鬼たちは夜が明け始めたと思い逃げていった。鬼がつくりかけた山は、上を向いた顔のように見え、東の聖岳が額にあたり、西の山が尖った鼻に見えるため鬼の鼻山と呼ばれている。
とのことである。尖った鼻に見える部分は現在は展望台になっている。そこそこな段数のある階段を登った先にある。


そんな、やべり台。















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