佐賀県唐津市にある、法海寺。ここの祭壇の奥にはまるで異世界な空間がある。そんな不思議な場所に潜入してみた。
佐賀県唐津市の山奥にやってきた。
目的地は鶴の岩屋。

坂を登ると、不動明王や鶴が迎えてくれる。


鶴の岩屋があるのは法海寺というお寺。
唐津市にある高野山真言宗の寺院「大聖院」の支所となっている。大聖院の住職が管理されているようで、堂守が細かなメンテナンス等を行なっているようである。

履き物を脱いで、この中にお邪魔する。

本堂の中に入ってみると、丁寧に整えられた立派な祭壇がある。
この法海寺、別名を鶴の岩屋と言われており、その理由が祭壇の奥にある。

祭壇の奥って入っていいの?
と、なにかいけないことをしている気分になるが、問題ない。もちろん、先にご本尊様にお線香を上げてから入らなければならない。
入ってみる。





無数の仏像が壁一面に彫られている。
作者は不明。
由来では、約500年前に岩山に鶴が舞い降りるのを見て、神聖な場所に違いないと、この地に宿り、壁に百数十体の仏像と鶴や亀を彫って衆生の福寿を祈ったという。




なんとも現実離れした異空間。なんの感覚も持ち合わせていないハイカラダイブですら悟りを開けそうと思ってしまう。
そんな、ハイカラスポット。
アクセス
鶴の岩屋(法海寺)
〒847-1527 佐賀県唐津市肥前町鶴牧322
営業時間:24時間

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