カオスな楽園。くにの松原パラダイス【鹿児島県の珍スポット】

「目的を忘れるほど美しい場所には、往々にして『罠』がある。」
鹿児島県大崎町、志布志湾沿いに約7kmも続く「くにの松原」。 白砂青松、正統派な絶景が広がるこの地に、不意に現れた珍スポット。予期せぬ目的地に辿り着いた我々を待っていたものとは。今回は鹿児島県のくにの松原を探索。
マンホールを探しに。

今回は鹿児島県大崎町にある、美しき「くにの松原」にやってきた。ここは大隅半島の志布志湾沿い、大崎町にある約7kmにわたって広がる松と白い砂浜がキレイな海岸線である。
お目当ては、この町に設置されているという「カラーマンホール」。 足元を見つめ、松林を抜け、潮風に吹かれながら歩くこと数十分。……見つからない。 探せば探すほど、マンホールは砂の中に消えたのかと思うほど影を潜めている。
諦めかけたその時、視界の端に「それ」が飛び込んできた。
「マンホールなんて、もうどうでもいい。」

砂浜に突如として現れたのは、猫……なのか?
おそらくはブイでできているんだろうけど、妙に愛嬌のある謎の猫型オブジェである。
さらに進んでいくと、

そこには、巨大なサメがいた。

しかも、ただのサメではない。その鋭い牙でガッツリと噛み付いているのは、志布志航路の象徴、あの「さんふらわあ号」ではないか。
海の王者の洗礼が想像以上にハードコアすぎて、思わず二度見した。このシュールな作品。サイコーすぎる。

さらに、砂浜に鎮座する巨大なアイスキャンデーの食べた後のあの棒。
誰がどう見ても「ガリガリ君」リスペクトなそのベンチには、誇らしげに「当たり」の文字が刻まれている。
この「当たり」は通常の何百本相当になるのだろうか。それとも、巨大ガリガリ君がもらえるのだろうか。そんな妄想が膨らむ夢のような棒である。
ん?そういえば、これは、なんだろう?脚がついているからベンチなのだろうか?

そして極め付けは、ミニチュアサイズのお手洗い。

その視線の先には、神々しく輝く「黄金の物体」。
マンホール(穴)を探しに来たはずが、最終的に辿り着いたのは「出す方」の象徴だったという、あまりにも皮肉で、あまりにも美しい結末である。
「くにの松原パラダイス」

もはやマンホール探しという当初のミッションなんて完全に忘れ去ってしまい、ひたすらにこのシュールな楽園を堪能し続けた我々は、ここを勝手にこう呼ぶことに決めた。
「くにの松原パラダイス」
「パラダイス」という言葉は、何か言葉では言い表せない妙な期待感を持たせてくれる。だから勝手にパラダイスと名付けた。ここはもう立派な聖地だ。
マンホールが見つからなくて本当によかった。いや、よくはないか。でもおかげで非常にいい珍スポットを発見できた。
アクセス
くにの松原パラダイス
所在地:〒899-7303 鹿児島県曽於郡大崎町益丸
営業時間:24時間
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