銀河超特急へご案内!999号に乗車できるやベンチ「やベンチ・コレクション:今週末、どこに座る?」【福岡県】
公園などに行くと見かける、普通じゃない形状の、見た目が面白い、やべーベンチ。通称:やベンチ(2026年の流行語狙ってます)。毎週金曜日の朝11時に配信。今週末に座りに行きたくなる「やベンチ」をご紹介。
第09回
銀河超特急へご案内!
「999号に乗車できるやベンチ」
銀河超特急へご案内!「999号に乗車できるやベンチ」
明日座りたくなる「やベンチ」の9回目は、漫画の街として知られる福岡県北九州市から。
街を歩けば様々なベンチに出会うが、ここ北九州には、ただ座るだけではなく「憧れの列車に乗車できる」という、画期的すぎるユーモアを備えたやベンチが存在する。
それがこちら!!

グリーンの座面に、木目調のレトロな背もたれ。そして中央に立つ車掌さん……
そう、これはベンチ全体を使って『銀河鉄道999』の車内を完全再現した、超没入型の体験シートである。「パスを見せてください」 今にもそんな声が聞こえてきそうな絶妙な配置。
向かって右に座れば鉄郎気分、左に座ればメーテル気分が味わえるかもしれない。ただの休憩スペースを、宇宙への旅立ちの入り口に変えてしまう設計者のユーモアと原作への愛には脱帽である。

座った瞬間、駅の喧騒が宇宙の静寂へと変わる(気がする)。車掌さんの丁寧な敬礼に見守られながら休憩できるこのベンチは、もはや無料のアトラクションと言っても過言ではない。
そして、小倉の「999やベンチ」の真打は、外に出たところにも待ち構えている。

主役のメーテルと鉄郎の銅像が設置されたやベンチまで設置されている。
メーテルが左端に優雅に腰掛け、通行人に「私の隣、空いてるわよ」とでも言いたげな神々しいオーラを放っている。ファンならずとも絶対に座りたくなる、最高の相席ベンチだ。
そして、鉄郎はベンチに座ることを許されず、地面にちょこんと立っているのである。メーテルの隣で休憩する人間を、鉄郎がすぐ横でじっと見守るという、なんとも言えないプレッシャー空間が完成している。
駅構内で車掌さんにパスを見せ、外のベンチでメーテルと相席し、それを鉄郎に見守られる。小倉駅周辺は、ただの休憩を『宇宙への旅立ち』に変えてしまう壮大なやベンチの宝庫である。
今週末はぜひ北九州に足を運び、このユーモアたっぷりの「999やベンチ」をハシゴして、銀河へと思いを馳せる休憩タイムを過ごしてみてはいかがだろうか。
※2026年5月訪問時の記録です。現在は変わっている可能性もあります。ご了承ください。
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