公園などに行くと見かける、普通じゃない形状の、見た目が面白い、やべーベンチ。通称:やベンチ(2026年の流行語狙ってます)。毎週金曜日の朝11時に配信。今週末に座りに行きたくなる「やベンチ」をご紹介。
第04回
うどん県の本気、
「うどんベンチ」
香川県高松市高松空港のやベンチ。
明日座りたくなる「やベンチ」の4回目。香川県といえば、もはや説明不要の「うどん県」。
その玄関口である高松空港に、県のアイデンティティをかけた、狂気じみた「やベンチ」が生息している。それが、こちら!

インパクト抜群の「うどんベンチ」。
最初、「うわー!すごい!うどんベンチだー!」ってはしゃぎながら座ったものの、改めて考えてみると、香川県だからってうどんぽく見えたベンチを勝手に「うどんベンチ」と言ってはしゃぐのは失礼なんじゃないか?デザイン的にシュッとしてるから、スタイリッシュでおしゃれなベンチなのでは?ここは空港だし。と思って調べてみたところ、金剛株式会社さんが作られた、うどんがコンセプトのソファとのことである。
おっ。合ってた!本家が言ってるなら、間違いなくうどんだ!
(…でもソファなんだ。すいません。今回はうどんベンチとして紹介させていただきます。)

改めて遠くから見てみる。
空港の到着ロビーや待合室に、突如として現れるこの釜揚げうどんのカオス。白くて丸いフォルム、中央の盛り上がりは釜揚げの湯気か、それとも月見うどんの卵か……。周囲の波打つ造形は、まさに茹で上がった麺そのものに見えてくる。
洗練された空港の空間に、容赦なく「うどん」をねじ込んでくるその姿勢、うどん県としてのプライドを感じずにはいられない。
座ってみると、自分が釜揚げうどんの具材になったような気分になれる。どの具材になるかは、座る位置で決まる。周囲の麺の上に座ればネギか天かす、中央の盛り上がりの近くなら月見うどんの卵、といったところだろうか。

県の玄関口で、いきなり「うどんのカオス」に浸かれる高松空港、懐が深すぎる。飛行機で到着してこのベンチを目の当たりにすれば、この県は、自分の想像を上まるほどの「うどん県」だということを認識せざるを得ない。
今週末は、ぜひ高松空港で、自分だけの「具材」になりに行ってほしい。
そんな、やベンチ。
※2026年1月訪問時の記録です。現在は変わっている可能性もあります。ご了承ください。
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