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【個性的なオートバイ神社】『ショーエイさん』が迎える、檍オートバイ神社【鹿児島県】

オートバイ神社。文字通りオートバイに乗る人々、つまりバイカーを象徴的に祀る神社である。宗教的な意味合いというよりは、ツーリングの拠点として、地域の活性化に貢献するという目的で日本二輪車文化協会が認定している神社のことである。

絶賛増加中のオートバイ神社、そのフォルムはバイク愛が強すぎて「尖ってる」というか、非常に「個性的」な神社が多い。ハイカラダイブはオートバイには乗らないが、個性が強すぎてついみたくなるので寄ってしまう。そんな、オートバイ神社をご紹介。第3弾の今回は鹿児島県曽於市にあるオートバイ神社を探索。

MOTORCYCLE SHRINE EXPLORER シリーズ個性的なオートバイ神社

03 檍オートバイ神社

📍 鹿児島県曽於市

第15号「檍オートバイ神社」


今回やってきたのは、鹿児島県曽於市。曽於市とは2005年に末吉・財部・大隅の3町が合併して誕生した、畜産と農業が盛んな「農畜産のまち」として有名である。そんな、畜産のまち・曽於市に降り立つと、まず目を引くのが公式キャラクター『そお星人』。

その名の通り、体がソーセージというかなりユニークなデザインに、ハイカラダイブのアンテナが激しく反応する。この町、何かが起きる予感がする。

そんなユニークなキャラクターをもつ曽於市にあるオートバイ神社も非常に個性的である。「檍神社」の境内に建立されている「檍オートバイ神社」。

休憩スペースでくつろぐ人影に会釈して通り過ぎようとしたその時、気づいてしまった。

……動かない。

そう、彼は人間ではなくマネキン。

しかもフルフェイスのヘルメットには誇らしげに『SHOHEI』ならぬ『SHOEI』の文字。メジャーリーガー級の存在感を放ちながら、静かに旅人を見守るその姿に、朝イチから度肝を抜かれた。

何も知らずに夜に来ると恐怖で近づけなかったかもしれない。朝イチに来てほんとによかった。

そして、マネキンの衝撃で忘れそうになるが、ここは由緒正しき神域。オートバイ神社にもしっかりと「御祭神」がいらっしゃって、この「道祖神」とのことである。

道案内の神様の「猿田彦神」と妻の「天鈿女」が夫婦会合の神様としてこの道祖神の石碑に掘られているとのことである。もちろん、鉄馬に跨るバイカーの交通安全や縁結び、夫婦会合の子授け、安産、子育てと幅広いご利益があるということである。

檍オートバイ神社 境内風景
カブ主そお会(カブと曽於市をかけたステッカー)

「カブ主そお会」。……ネーミングうますぎ!(笑)

歴史の重みと、現代の趣味がガッチリと握手を交わしたような不思議な空間。神様も、まさか令和の時代にこれほどエンジン音が響くようになるとは思っていなかったに違いない。

そんな、ハイカラスポット。

※2026年2月訪問時の記録です。現在は変わっている可能性もあります。ご了承ください。

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ハイタロウ

ダイバー1号。 近代化建築初心者 廃墟・珍スポット・B級スポット探索が大好物。 時間があれば、変なスポットに行ってます。

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