映えスポットの宝庫!?新居浜・萩生寺の『顔・裏表・ハート』を巡る不思議旅【愛媛県の珍スポット】

愛媛県新居浜市にある萩生寺。このお寺のキーワードは「顔・面裏・ハート」らしい。なんのこっちゃだけども、とりあえず調査してみた。
Chapter 1:【顔】ネパールの風吹く「仏眼」の謎

愛媛県新居浜市にある萩生寺。近づくだけで分かってしまう、その異様な光景。こっち見るな!と思わず言いたくなるようなインパクト半端ないこの本堂らしき建物に描かれた顔。
あ、なんかこの感じのお寺はもしかして。と不意に頭をよぎる。ええ。そうです。ハイカラダイブが大好きな高野山真言宗のお寺です。まあ、四国の八十八箇所巡りのお寺は真言宗なので当たり前かもしれないけども。

建物の両面に描かれているこの顔、昭和59年の弘法大師入定1150年の節目にネパールにある寺院「スワンヤンブナート寺院」にヒントを得て描かれたという『仏眼』と呼ばれているものだ。
なんじゃそのお寺?と思って検索してみると、
ネパール・カトマンズの「スワヤンブナート寺院」
(萩生寺のモデルとなった知恵の目「ブッダアイ」)
この顔、そのネパールの寺院のお寺の顔とめちゃくちゃ似てる。というかもはや一緒だ。
こうやって比較してみると、ネパール式と日本式のそれぞれの「かぶりもの」が表現されている感じもする。
この『仏眼』は五眼を表す仏眼を表現しているそうである。ネパールの『仏眼』では大きな眼は全てを見通す仏陀の知恵を表現しており、鼻部分に描かれている数字の9に似ているデザインはネパール数字で1を模しており、(なんか、ややこしいな)万物の調和、悟りに至る道は1つという意味合いが込められているという。
眉間の点は第三の目と呼ばれて仏の教えを象徴しているそうである。
Chapter 2:【裏表】日本唯一!?背中合わせの「両面大師」

次に紹介するのがこの両面大師と言われている弘法大師の像。一見普通に見えるが、横から見ると…

あらま!大師が2人くっついてる!
この両面大師を見られるのは日本で唯一この萩生寺のみ。非常に貴重な像となっている。前も後ろも敵なしの360度見守りシステムとなっている。どこにいても、両面大師の目からは全てお見通しなのかもしれない。
左手の左手に念珠右手に五鈷を持った、我々がよく知る穏やかな修行中の弘法大師の姿を表している。
右手の剣を持っている方が、迷いや邪気を断ち切る厳しい姿を表現している。
一般的な弘法大師とは一線を画すその姿から、より強い祈りのエネルギーが感じられる。表の優しさと、裏の厳しさ。日本でここだけの『両面大師』を一周すれば、心のもやもやもスッキリ整理されるはず(たぶん)。
Chapter 3:【ハート】駐車場の石垣に隠された「愛と魔除け」

次に注目したいのが、少しテイストが変わっているこのハートマーク。急にめちゃくちゃ映えを狙ってきたな!と思ったらこのハートマーク、実は日本古来の魔除けである「猪目」(いのめ)と呼ばれるもの。
意外と1400年以上前という結構古くから日本にある伝統文様で、魔除けや火伏せ(火事除け)としてお寺の屋根や金具に使われていた模様である。
そして、この石は「幸福の意思(石)」と名付けられており、ハートマークも猪目も幸福を願う心を表現しており、愛を持って生きていきましょうという住職からの温かいメッセージである。
巨大な仏の目に見つめられ、二面性を持つお大師様に背中を押され、最後はピンクのハートに癒される。新居浜の萩生寺は、私たちの日常に『新しい視点』と『ちょっとした幸せ』をくれる。
そんな、ハイカラスポット。
アクセス
萩生寺
所在地:〒792-0050 愛媛県新居浜市萩生2635
営業時間:9:00 - 17:00
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(年末の祭典ハイカラダイブ大賞の参考にさせていただきます。)
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