
日常の買い物客が行き交う、昭和レトロな雰囲気が漂う商店街。そんなごく普通のアーケードに意外と潜んでいる、珍スポット。今回やってきたのは、おんせん県・大分が誇る別府市の「やよい銀天街」。ここには商店街のシンボルである巨大な「やよい天狗」が飾られているのだが……実はこの天狗様、ただの厄除けのシンボルでは終わらないようだ。ちょっとした秘密もあるようだ。気になる。今回はそんな、商店街の「やよい天狗」を調査する。
アーケード商店街を威圧する「巨大な天狗様」

今回やってきたのは、大分県別府駅の近くにある商店街「やよい商店街」。 温泉街ならではの賑わいを見せるアーケード街を気持ちよく歩いていると、突如として姿を現す赤い何か。

そう。睨みをきかせる、巨大な天狗。
これは、「やよい天狗」と呼ばれ、かつて商店街を襲った火災からの復興と、「二度と火災を出さない」という切実な厄除けの願いを込めて作られた神輿なのだそうだ。春の温泉まつりでは街を練り歩くそうだが、普段はこうして商店街のガーディアンとして堂々と鎮座しているわけだ。
そういえば、天狗のその「長く伸びた鼻」は、古来より男性のシンボルとして見立てられ、子孫繁栄の象徴とされることが多々ある。これほどまでに立派で巨大な天狗様だ。しかも、ここは日本有数の温泉街・別府。そして、すぐ近くには歓楽街。そうなると、気になってくるのはこの天狗の「裏側」。
確認してみる。

やっぱり。
男と女という、最大の生命エネルギー。

縄文時代は中心が空虚な、環の形をした集落を形成していたという。その中心は広場であり、墓場である。その周りに家を建てて暮らしていた。中心は死の象徴である。しかし、夜になると生きているものは皆、死の象徴である広場にでてくて踊り出す。生と死が交わるわけである。
そして、今回の「やよい天狗」も全く同じである。
かつて商店街を襲った火災=死の象徴。そして、やよい天狗=生のエネルギー。生と死が交わることによって、行き詰まった現代を新しい可能性に向かって開いていくという、古来より我々日本人に備わっている、ある種の特殊能力だ。
そんな「やよい天狗」が神輿として活用されているのは、偶然ではなく、必然な出来事なのだろう。
と、なんか、ちょっとオカルトチックだけど、めちゃくちゃ考えさせられる、 別府屈指の珍スポット。
そんな、ハイカラスポット。
アクセス
やよい天狗
所在地:〒874-0920 大分県別府市北浜1丁目1−21
見学時間:24時間
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(年末の祭典ハイカラダイブ大賞の参考にさせていただきます。)
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