
山頂に謎の建造物。

八幡東区にある桃園公園。スポーツレクリエーションの中心施設として17.3ヘクタールという広大な土地の中に、野球場、室内プール、テニスコート、弓道場、運動場、ジョギングコースが設置されており、モンスター級の運動施設である。



そんな桃園公園に発見したのはかなり異質な遊具が集まる広場「わんぱく広場」である。「わんぱく広場」と可愛らしい名称を与えられているこの広場の中心に象徴的にインパクト抜群な遊具が設置されている。遊具を噛みちぎろうとしている恐竜の遊具である。

近くにはカマドウマ的な足を持つカブトムシの遊具。かなり異色である。すべり台の仕様で、子供たちの大人気遊具なのかあらゆる部分がしっかりと擦れている。

奥にいるのは異世界人いや、宇宙人の遊具。はじめて見た。小さい頃に想像していた宇宙人そのものの遊具が設置されている。グレイ型宇宙人でなくて良かった。宇宙人の奥にはスーファミのゲーム「MOTHER2」で「ジェフ」が乗ってきたUFOっぽい遊具まである。





なぜにこんなに見たこともない遊具がここの桃園公園の「わんぱく広場」に集まっているのだろうか?それは、この公園設置の昭和53年当時に北九州市内の小中学生から欲しい遊具のアイデアを募集し、集まった965点もの作品を下に整備されたとのことである。

なるほど。確かに独創的な遊具ばかりと思ったら、アイデアが子供達だったとは。約50年前のアイデアが色褪せずに現代まで人気の公園として愛され続けている。今後も補修しながらも次世代に伝えていきたいそんな公園である。
seach&edit by QQmagazine
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