
山頂に謎の建造物。

門司区の端っこ、山口県との境目の関門橋付近にある和布刈公園の山頂駐車場から人気のない舗装された山道を歩いていくと急に現れる、急に異世界な建物。これが「世界平和パゴダ」と言われる建物である。今回は九州の玄関口の門司区にあるこの謎の建物をご紹介。





門司区といえばやはり有名なのが門司港レトロ。毎日のように外国人や修学旅行生がわんさかくる観光地である。そんな賑やかしい場所から目と鼻の先(といっても頂上ではあるが)にあるこの異質な建物。これは、仏教寺院の境内に建てられる仏塔を意味するパゴダという建物。日本ではミャンマー様式の仏塔を指す様である。

中に入ると、何かの儀式中なのか?と思うほどに煌びやかに飾られており、賽銭箱が設置されている。日本の寺院に慣れ親しんでいる為に違和感が半端ない。





第二次世界大戦時に門司港より出征した戦没者の慰霊を目的として1958年に建立された寺院であり、国内唯一の本格的なミャンマー寺院であり、ミャンマー政府公認である。

建物横には何かの儀式に使うのだろうか?赤く塗られている木片の様なものや涅槃像など様々なものが設置されている。
観光地の門司港すぐ近くの山にある異世界。いつものひとときを忘れて訪れたくなるB級スポットである。




seach&edit by QQmagazine
コメント