兵庫県豊岡市にある老舗の映画館、豊岡劇場を訪問。昭和の初めに開業した劇場の内部は、どのようになっているのだろうか。
豊岡劇場とは
1927年に開業。芝居小屋、社交ダンス場などを経たのち、映画館として営業。

赤字やコロナなどによって休館と復活を繰り返し、何度も存続の危機が訪れたが、2023年に再度復活を果たした。
昭和初期に建てられた建物には、当時の面影が残されている。
リールを使った照明。

芝居小屋時代に上演された歌舞伎のポスター。

リボンオレンジ自販機。初めて見た。

大ホールの客席。

今では当たり前となっているドリンクホルダーがないので、テーブルが置かれている。この机は、冬にはコタツ仕様になるそう。素敵。
舞台袖に残された、関係者のサイン。

2階の小ホール。


こちらには、よりゆったりと映画を楽しめるよう、キングチェアとクイーンチェアが設置されている。贅沢。
映写室。

ここには昔のアナログ映写機が残っている。まさか動く姿を見ることができるとは。

ヴィンテージのヌードポスター。

映画館に行くのって特別で、高揚感があって。ふらっと入って見た作品が素晴らしいものだったら、人生の一部として記憶に残る。映画館に行くのってやっぱりいいなぁと思った。

そんな、ハイカラスポット。
写真は2023年に訪れた時のものです。
アクセス
豊岡劇場
所在地:〒668-0026 兵庫県豊岡市元町10−18
木曜休

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