
高速道路の休憩地点であるサービスエリア。実はそんな身近な場所に、その土地の歴史や謎が詰まったディープな空間が潜んでいることがある。
今回我々がやってきたのは、山口県周南市にある「サービスエリア」。なんとここには、多種多様なおみくじがズラリと並ぶ謎の「おみくじロード」なるものが存在するというのだ! なぜサービスエリアにおみくじが大量発生しているのか?そして、そこに隠された「おみくじのルーツ」とは……?古代のオカルトチックな香りも漂う、そんな鹿野サービスエリアの「おみくじロード」を探索。
なぜ鹿野に?おみくじ全国シェアトップの「聖地」

今回は、山口県周南市鹿野にあるサービスエリアにやってきた。
ここには「おみくじロード」なるものが作られており、いろんな「おみくじ」を引くことができる。
なぜに「おみくじロード」なのか?
今まで一部の神社等でしか使われていなかった「おみくじ」を日本全国に普及させたのが「女子道社」というところである。現在でも日本全国のおみくじシェア率はトップである。そんな「女子道社」が置かれている周南市鹿野は「おみくじを全国に広めた地」ということで「おみくじロード」が設置されているわけである。

そんな、「おみくじロード」のおみくじの種類を見ていく。一番やりがちな「開運みくじ」や「花みくじ」、「恋みくじ」などが並んでいる中、気になるおみくじがこの「つじうら」・・・そういえば、神社でたまーに見けるけど、つじうらの意味もよく分からないし、今まで引いたことはないやつだ。
このおみくじロードの解説によると、
つじうらとは、「昔にツゲの櫛を持ち、道の辻に立って最初に通る人の言葉を聞き、吉凶を判断した占いを現代語版にしたもの。」
なるほど。古来の占い方法らしい。非常に興味が湧いてくる。

ということで、調べてみると
先ほどの古来のつじうらの方法
①まずツゲの櫛(くし)を持つ=ツゲの櫛は古来より神聖なものと扱われており、神様の元にお供えするものである。
②道の辻に立つ=交差点に立つ。辻(交差点)というところは、古来よりあの世とこの世が交わる場所とされている。
③ツゲの櫛を鳴らす=神聖な櫛の歯を鳴らすことにって、神託を求めることができる。
④最初に通る人の言葉を聞く=一番最初に通りかかった人の言葉の断片を神託として解釈する。
※ハイカラダイブ的な勝手な解釈も含みます。
というわけである。時間帯は黄昏時(夕方)とのことである。
意外とオカルトチックで非常に面白い。何より昔の日本人というのは、現代人よりも穢れや神聖なものに敏感であり、そういった聖域を感じとる能力が備わっていたという話すらあるぐらいだ。一番信憑性のあるおみくじはこれなのかもしれない。
神社で「つじうら」を引いた覚えはないが、次回見つけたら必ず引きたくなる。
そんな、「おみくじ」の歴史の勉強ができる「おみくじロード」。
そんな、ハイカラスポット。
アクセス
おみくじロード(鹿野SA下り)
所在地:〒745-0303 山口県周南市鹿野中今井1745
見学時間:8:00 - 20:00
おみくじロード(鹿野SA上り)
所在地:〒745-0303 山口県周南市鹿野中1664
見学時間:8:00 - 20:00
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(年末の祭典ハイカラダイブ大賞の参考にさせていただきます。)
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