高知県の山奥にある町、梼原町。この町はとある世界的に有名な建築家の原点と言える場所とのこと。そんな梼原町の「気になる建築物」を調査してみた。(日刊ハイカラダイブ第204回のアーカイブ版)
梼原町は隈研吾氏の原点
高知県と愛媛県の県境にある町、高知県高岡郡梼原町。
県境の山奥にあるこの町は想像通り、林業が栄え、宿場町として多くの人で賑わっていた。
そんな林業で栄えた町はある「人物」の原点というのだ。
その人物とは、
なぜ、原点なのか?
梼原公民館の保存活動の一環に携わっていた隈研吾氏。梼原公民館(現在のゆすはら座)を見て木造建築に感銘を受け保存活動はもちろんのこと、梼原町との関係が始まった。この梼原公民館を経てその地域に受け継がれてきた建築技術に注目する、現地産の材料を使うようになったとのことである。
この梼原町は隈研吾氏の原点と言われるだけはあり建築があらゆる場所に点在している。
そんな建築の一つがここ
「町の駅 ゆすはら」
この建物自体は来るまでその存在は知らなかったが、近くを車で通っただけでその圧倒的存在感に惹かれ、気づけば店内に入っていた。
周りとの調和が図られており、個別で見れば圧倒的な存在感はあるが、自然そのままという矛盾を感じるほど。
中に入るとまるで大自然の中で買い物をしているような感覚に陥らせてくれる。
杉の丸太をそのまま林立させている為であろう。
上はホテルとなっている。
贅沢な空間で泊まれる仕様。なのに結構リーズナブルな5000円台から利用できる。夢のようなホテルである。
そんな、ハイカラスポット。
アクセス
まちの駅「ゆすはら」 所在地:〒785-0610 高知県高岡郡梼原町梼原1196−1 営業時間:8:30 -18:00
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