獺祭ストア
山口に来たら絶対に寄りたい場所が ここ。
獺祭ストア本社蔵。
極限まで磨き上げられた山田錦。一口飲んだらお酒が嫌いな人でもその日本酒という世界に興味出ること間違いなしの、世界中で愛されている日本酒、獺祭の蔵元である。
このフォルムだけで設計が誰なのか分かる。もちろん、
隈研吾氏。
獺祭を口に含んだ時の優しい芳醇な香りが漂ってきそうな、そんな景観に溶け込む外観。
元は獺祭の旭酒造会長の自宅であった築100年以上の古民家だったそう。
この柔らかなのんびりとさせてくれる空間。何時間でも滞在できそうである。
それでは、店内にお邪魔してみる。
まずは、ズラーーーーーっと並べられた獺祭達。
贅沢です。全部欲しいです。飲みたいです。
と、もちろん素晴らしい日本酒、獺祭も堪能しながら、見たいのはこの天井にぶら下がっている照明。
この雫型の照明。
この照明は「酒吊りライト」と呼び、獺祭ストアの為に鳥取県の和紙職人と共同制作されたもの。竹ひごなどは一才使われていないため、影を作らずにやさしい光を生み出す。現物を見てもこれが和紙だなんて思えないほどの綺麗な丸みの照明。
久杉橋
獺祭ストアへと繋がる橋は「久杉橋」という名で、西日本豪雨の際に被災したが2022年7月に山口県産のヒノキを1266本を使用し生まれ変わったもの。
この久杉橋の形状はなんかエヴァンゲリオンに出てくる使徒に似ている。山口県といえば、エヴァンゲリオンの庵野監督の生まれ故郷なので隈研吾氏とのコラボかと思いきや違ったようである。
山口県の山奥の景観が素晴らしい場所に立つ。
しかし、その景観を邪魔することなく、溶け込み静かに暖かく佇むやさしいお店。
そんな、ハイカラスポット。
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