気になる建物は小学校だった!
岡山県真庭市。久世近くの国道181号線を走っていると突如現れるこの建造物。
何気なく車窓から見えた建物がこんな超レトロだったら、目を疑ってしまう光景である。日常のスーパーやマンションなどの建物や街並みのスキマから急に見える場違いとも言えるようなレトロな風景。
現代の建物の間に挟まれて残るのは、明治40年に建てられた旧遷喬尋常小学校。
そう。気になるこの建物は古ーい小学校だった。
中に入ってみる。
タイムスリップだ。
建物内に入った瞬間に異様にテンションが上がってしまう。昔の小学校そのままである。いやまあ、建設当時を知っているわけではないけども。
木造のモダンなこの建物は、平成2年まで小学校として使われており、現在は国の重要文化財として一般開放されている。明治1907年に建てられた木造の校舎は、ルネサンス様式を取り入れた美しい外観と、左右対称のシンメトリーなデザインが特徴である。
こんな贅沢な空間は入場料無料で利用できる。
そして1Fだけでなく木造の螺旋階段をのぼって2Fに行くことができる。
この擦れた木の階段もたまらなく良い。今にも子供達の笑い声が聞こえてきそうである。
校舎は映画「ALWAYS 三丁目の夕日」をはじめ、ドラマやCMのロケ地として使われている。
ロケ地として使用するのも納得な保存状態である。どこを切り取ってもレトロ満載。本当に現実ではないフワフワとした夢を見ているような感覚に陥る。
2Fの中央部部にあるのは講堂である。
ここは現在の運動をしない体育館の様な使用方法だろうか?入学式や始業式などで使用されたのだろう。
憧れの校長室も入ることができる。校長室向かいには購買部もあり、お土産を購入することができる。
購買部の前にはハイカラダイブが大好きな缶バッジガチャも設置されている。
現在の建物の間に挟まれて存在する、旧遷喬尋常小学校。気軽にタイムスリップした建物の中で、当時の学校生活を想像しながら、ゆったりとした時間を過ごしてみたくなる。
そんな、ハイカラスポット。
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(年末の祭典ハイカラダイブ大賞の参考にさせていただきます。)
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