愛媛県の松山市街地を通ると突如現れる超レトロな外観。これはきっと歴史的建造物で保存されているんだろうな。と思うほどの存在感を放つこの建物は現在も使用されている愛媛県庁だった!今回はこんなレトロ県庁舎を探索。(日刊ハイカラダイブ第188回のアーカイブ版)
いまだに現役の県庁舎。
愛媛県松山市にある、愛媛県庁本館。
同じく松山市にある萬翠荘を手掛けた、木子七郎が設計。


昭和4年竣工。
萬翠荘の7年後に建てたれた県庁本館もまた、西洋の建築様式をふんだんに取り入れた、どこを見ても豪華な建造物である。

入り口を抜けると、赤黒白のコントラストが美しいロビーが広がる。
床や階段は大理石。
床には巻き貝の化石が隠されている。
あっ!!何か発見!!

よく見ればみかんの無人販売所が。
見学した時は気づいてなかった。。。
シャンデリアは当時のものがそのまま使われている。


木造建築が主流であった当時、鉄筋コンクリート構造かつシャンデリアやステンドグラス、エレベーターまであった県庁は非常に珍しい。
そして、ここが「世界の中心で愛をさけぶ」のロケ地。
エレベーター横にある階数表示も当時のまま。
レトロな文字がかわいい。



ロビーに2カ所ある電話ボックス。
扉を開けて中に入ることができる。
電話ボックス自体絶滅危惧種であるが、開けると古い電話がそのまま取り付けられている。
新旧コラボしておりました。

その他外観などなど









そんな、ハイカラスポット。
アクセス
愛媛県庁本館 所在地:〒790-0001 愛媛県松山市一番町4丁目4−2 営業時間:8:30 -17:15
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