![](https://highcollardive.com/wp-content/uploads/2024/05/日刊270-3-3.jpg)
![](https://highcollardive.com/wp-content/uploads/2024/05/日刊272-2-3.jpg)
昔むかしあるところに美しい海がありました。
そこにはいくつかの島がありました。
![](https://highcollardive.com/wp-content/uploads/2024/05/日刊272-2-3.jpg)
その中に、
夜になるとひかりかがやく島がありました。
島には光るきのこが生えていて、
人々はきのこじまと呼んでいました。
![](https://highcollardive.com/wp-content/uploads/2024/05/日刊272-2-3.jpg)
![](https://highcollardive.com/wp-content/uploads/2024/05/日刊272-2-3.jpg)
きのこじまは、
ある生き物のすみかとなっていました。
それは、カブトガニです。
カブトガニは
王様のお気に入りでもありました。
![](https://highcollardive.com/wp-content/uploads/2024/05/日刊272-2-3.jpg)
あるとき、
住みやすくするために
人々は海をうめ
大地へと変えてしまいました。
![](https://highcollardive.com/wp-content/uploads/2024/05/日刊272-2-3.jpg)
カブトガニを大切にしていた住人は、
島がなくなってしまうことを
悲しく思いました。
![](https://highcollardive.com/wp-content/uploads/2024/05/日刊272-2-3.jpg)
![](https://highcollardive.com/wp-content/uploads/2024/05/日刊272-2-3.jpg)
海がなくなっても、
カブトガニが住んでいた
美しい島は残したい。
その強い気持ちを
皆に伝えることができました。
島は残されることになったのです。
![](https://highcollardive.com/wp-content/uploads/2024/05/日刊272-2-3.jpg)
残された島には、
今でもきのこじまとカブトガニを思う人々が
たびたび訪れるといいます。
![](https://highcollardive.com/wp-content/uploads/2024/05/日刊272-2-3.jpg)
アクセス
きのこ島
所在地:〒714-0047 岡山県笠岡市拓海町26
営業時間:24時間
コメント