岐阜県飛騨市にあるまつりのミュージアム「古川まつり会館」を探索。
まつりのミュージアム、古川まつり会館。
今回やってきたのは、岐阜県飛騨市古川にある、飛騨古川まつり会館。
江戸時代以前から続いていると言われている歴史の非常に長い古川祭のためのミュージアムである。
飛騨古川祭は、毎年4月19,20日に行われる気多若宮神社の例祭で、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。「静」と「動」の融合が特徴で、厳かな神事の「御神輿行列」と、勇壮な「起し太鼓」や絢爛豪華な「屋台曳行」が組み合わさった、全国でも珍しい祭りである。
屋台曳行。
ここでは、実際に使われている屋台を見ることができる。
江戸から伝わった屋台が飛騨の技術によって高められ、それに京都から入ったからくり人形が加わることで、独自の形式となった。
屋台の上では子供歌舞伎も奉納される。
起し太鼓。
大太鼓の櫓を追いかける、付け太鼓と言われる小太鼓。
大太鼓の一番近くを陣取るのが名誉とされ、裸の男たちが先頭争いを繰り広げる。
体験型ミュージアム
先ほど紹介した屋台に組み込まれているのがからくり人形であるが、実際に動かすことができる。
古川祭の屋台に搭載されているからくり人形は、太鼓を打ったり、笛を吹いたり、踊ったりと、様々な動きで見る人を虜にさせてくれる。
平成に作られた屋台「瑞鳳台」というものが設置されており、こちらの屋台は実際に中に入ることができる。
この屋台は飛騨の技術伝承のために作られた小ぶりの屋台となっている。
ミュージアムを出てすぐそばにあるまつり広場には起こし太鼓の蔵があり、実際に試し打ちすることができる。
そんな、ハイカラスポット。
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アクセス
飛騨古川まつり会館所在地:〒509-4234 岐阜県飛騨市古川町壱之町14−5
営業時間:9:00 - 17:00
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