
香川県高松市に、歯とアートが融合した気になる美術館があるとのことで調査に向かった。
気になるオブジェ達。

香川県高松市を車で走っていると見つけた、怪しげな看板。
!!!!!!!!!!!!!
妖怪かと思ってしまうフォルムが急に登場。

看板を辿っていくと見つけた、ミュージアム。
「歯とアートがコラボした異色のワールド」だと!?
これは入るしかない!



のっけからなかなか飛ばし気味で気になるものオンパレードである。

階段を降りていくと、もののけ姫のコダマのように山の斜面に点在する人形たち。
ひとつひとつ違った顔。
みんな口を開けている。
これ以上進んではいけないんじゃないか。
期待と不安でいっぱいになる。

人形たちのいる小道を抜けてやっと建物のそばに来た。
猫ちゃんたちがお出迎え。
なんとも無防備である。

ようやく入り口にたどり着いた。
もうじゅうぶんワンダーランドです、はい。

この入り口から漂ってくる歯医者さん感。妙に緊張してくる作りである。
思わず、
「歯医者さんの受付みたいですね」
と受付のお姉さんに言ったら、
「歯医者さんがお客さんなんです」
と言われた。
というのも、ここを運営しているのは和田精密歯研という歯科技工製品の製造・販売をしている会社。

そういう訳で、ここにははにまつわる品がたくさんあるのだ。

受付のフロアには、カフェと企画展の展示スペース。
階段を降りていくとさらに展示室がある。
それでは気になる2Fの展示室へ。
歯の展示室
到着すると、


ここのフロアは、「歯に関する展示室」となっており、義歯やインプラント、歯医者で使う道具など、普段まじまじと見ることができないものがいっぱい。

見ただけで麻酔の味を思い出す。

すんごい高そう。
展示室の最奥にはものすごく気になるものがある。
※少し閲覧注意
それは、


この中の入れ歯はなんと5000個!
金額にして約3億5000万円!!!
ほんとに、衝撃的なアートである。研究用に集めた入れ歯とのことであるが、なかなか発想が追いつかない。
そんな、衝撃的な展示物のある2Fの他にも3Fにも展示室がある。
カメラ&面

ここは「カメラ&面 その他美術工芸品のコレクション」の展示室となっている。
クラシックカメラコレクションは圧巻で写真はごく一部である、フロアには500点以上ある。

そして、仮面の展示。
歯のついた世界の仮面がたくさん並べられている。
全ては歯の研究材料として活用されたものなのであろうか。国内外の見たことのない仮面が所狭しと並べられている。
仮面好きなハイカラダイブとしては非常に嬉しいところである。

140cmくらいある、でっかい虫歯。
夢に出てきそうだ。

かわいい椅子も。

帰り道も油断することなかれ。
日本一のトイレが設置されているので、気になる人は入ってみるべし。
そんな、ハイカラスポット。
ハッシュタグ
アクセス
歯ART美術館
所在地:〒761-0130 香川県高松市庵治町生ノ國3180−1
営業時間:10:00 - 17:00
コメント