岡山県津山市は妖怪の住む町として知られている。その名も「ごんご」ごんごとは一体なんなんだろう?なぜにごんごと呼ばれるようになったのだろうか?調査に向かった。
津山市の「ごんご通り」
ここの地域には「ごんご」と呼ばれる妖怪がいるそうな。
岡山県津山市船頭町にある商店街「ごんご通り」では、たくさんの「ごんご」を見つけることができる。
そう。お気づきだろう。
ごんごとは、作州弁でカッパのことである。
なぜに津山にはごんごの伝説が残っているのだろうか?
河童というのは川が危険だから近づかないようにさせる為に用いられることが多い。もちろん、ここ津山市のごんごにも同様の話が伝わっている。
吉井川に覗き渕という川が湾曲する部分があり、そこにはごんごが棲んでいた。
泳ぐ人を川へ引き込むなどの悪戯をしたという。
津山市では古くからごんごが親しまれており、毎年夏には「ごんごまつり」が開催される。
そして、市内には「ごんごバス」が走っている。
なぜにごんごと呼ばれるのか?
他の地域では河童と呼ばれている妖怪であるが、この地域だけは「ごんご」と呼ばれている。なぜだろうか?
河童という漢字、この津山地方では昔は「河の童」の童を「子」とも書くことがあったそうである。
「河子」→「ごうご」が転じて「ごんご」と呼ばれることになったという。
ごんごだらけのまち。
そんな、ハイカラスポット。
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