
福岡県みやこ町にある「崎山八幡神社」。一見、静かな村の守り神といった風情のこの神社だが、一の鳥居をくぐり、二の鳥居へと歩を進めた瞬間、自分の目を疑う光景が広がっている。今回は、そんな、日本一スリリングな参道を持つ、崎山八幡神社を探索。
崎山八幡神社

今回やってきたのは福岡県みやこ町にある崎山八幡神社。
この神社、実は結構珍しい逆立ちの狛犬があるとのことでやってきた。

あっ、あそこにあるじゃん!って鳥居をくぐって進もうとしたその時…

ん?…何っ!!

線路!?

そう。この神社、参道を電車が横切る、しかも踏切なしで。という最高にスリリングなお参りができる神社である。境内を電車が走るという光景は鳥取県の日吉神社だったりと見たことはあったが、踏切なしというのは初体験である。
ちなみに、横たわる2本のレールを走るのは、地元の人々に愛される「平成筑豊鉄道(へいちく)」である。
ここを歩くのは、もちろん不法侵入ではない。これが正式な参道なのだ。 しかし、いざ渡ろうとすると「本当に入っていいのか?」という、何とも言えない背徳感と緊張感が襲ってくる。
汽笛の音はしないか? 左右に列車の影はないか? 都会の自動改札では決して味わえない「自分の命は自分で守る」という、原始的なお参りの作法がここにはある。


線路のインパクトに目を奪われがちだが、この神社の主役を忘れてはいけない。
お目当ての「逆立ち狛犬」だ。 後ろ足をピーンと空に向け、重力に逆らうその姿。
さらに、その横にはスッと直立した「激かわなタチコマ」も鎮座。 アクロバティックな彼らに見守られながら線路を渡る体験は、他では絶対に味わえないだろう。
ハイカラダイブ用語辞典:タチコマ
逆立ちした狛犬の対となるのが「立ち狛犬」。その立ち姿がかわいすぎるので、ハイカラダイブは勝手に「タチコマ(立ち狛)」と呼んでいる。
神社の静寂を切り裂く、ガタンゴトンという列車の振動。 鉄の匂いと、古い石造りの鳥居。 本来、交わるはずのない二つの世界が、みやこ町の山裾で奇跡的に共存していた。
逆立ち狛犬に会いに行く際は、ぜひ時刻表もチェックしていただきたい。
そんな、ハイカラスポット。
アクセス
崎山八幡神社
所在地:〒824-0224 福岡県京都郡みやこ町犀川崎山
見学時間:24時間
このスポットのオススメ度。
ぜひ最初のご感想をお聞かせください。
このスポットに行かれた方。行った事ある方。ぜひオススメ度を教えてください!
(年末の祭典ハイカラダイブ大賞の参考にさせていただきます。)
コメント