水族館とは水があって、さまざまな生き物が住んでいてというイメージが湧く。今回きたのは鳥取県境港市にあるディープミュージアム、海とくらしの史料館。ここは実は水のない水族館である。水がないとはどういうこと?気になる!それでは、探索してみよう。
水のない水族館
1F展示室
でっかいサメがお出迎え。
ここが鳥取県境港市にある水のない水族館こと海とくらしの史料館。趣のある外観からは想像ができない海の世界が広がる。
元々明治時代まで酒蔵だった建物を1年がかりで改修し、水のない水族館へと進化。
館内に入ってみると、びっくりするほどの量の魚達が空を飛んでいる。いや、ここは海の中なのかな?と錯覚するほどの量。
この剥製の技術は香川県出身の種 政幸さんが独自製法で作ったものだそうで、魚の皮を切ることなく口、エラから肉と骨を取り出し、内部に詰め物をする。
そして姿を整えた後に魚体を特殊な樹脂で固め、内部の詰め物を取り出して、完成させることによって、海で生活していた姿そのままを表現している。
当時、図鑑でしか見ることができなかった本当の魚を子供に見せたいという一心で作られたそう。
貴重な剥製も展示されている。
このマンボウの剥製、愛称はチョボリン。体長2.8mで日本一の大きさを誇る。
2004年に島根県で水揚げされた巨大マンボウである。
デカさのわりに目の小ささ。カワイイ。
2F展示室
2階は海をテーマとしたエリアと、人びとのくらしをテーマとしたエリアの2つからなっている。
ハリセンボン通りなるフォトスポット。
おびただしい数のハリセンボンがカラーライトの演出とともに登場。
このハリセンボンの数は純粋にすごすぎる。一個ずつ剥製にされたその労力には脱帽である。
くらしエリアでは、歴史資料館にあるような、昔使っていた道具等の展示が常設で行われている。
くらしエリアにて企画展示も行われている。
そんな、ハイカラスポット。
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アクセス
海とくらしの史料館
所在地:〒684-0016 鳥取県境港市花町8−1
営業時間:9:30 - 17:00(火曜日定休)
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