岡山県倉敷市にある廃墟、ラ・レインボー。遊園地から近くの好立地にも思えるこのホテルは現在は立ち入りが禁止とされている。中には入れずとも世界一の回転昇降式のタワーは一目見たいという欲望に負けて尋ねてみた。
ホテル ラ・レインボー
岡山県倉敷市。
瀬戸大橋の見える遊園地、鷲羽山ハイランド。
そこから振り返ると見えるのが、
巨大なタワー。
今では廃墟となっているホテル、ラ・レインボー。
ホテル「ラ・レインボー」とは、
1990年に開業。
瀬戸大橋開通により交通量が増えることを見越して建てられた施設のひとつ。
客室の他にマーケットやグルメモールなどが入る大型ホテルであった。
ホテルに併設された展望台は、高さ138m、海抜206mであり、瀬戸内海を一望できた。
回転昇降式のタワーとしては世界一の高さ。
しかし経営は長くは続かなかった。
瀬戸大橋の交通量の低迷、そしてホテル開業から1年後に起こったバブル崩壊。
ラ・レインボーは1997年に閉業した。
現在でもその姿はそのまま残されているが、老朽化やいたずらによりガラスは割れ、至る所に落書きが。
肝試しや撮影スポットとして不法侵入が後を絶たず、バリケードや罰金5万円の看板も立てられている。
警察署によると、
「幽霊以外立ち入り禁止」
の施設だそうだ。
これぞバブル遺産、なハイカラスポット。
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アクセス
ラ・レインボー
所在地:〒711-0926 岡山県倉敷市下津井吹上303−32
営業時間:24時間
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