鳥取県米子市にある「上淀白鳳の丘展示館」にやってきた。ここには何やら興味深いあまり見ない形の動物型はにわがあるということだ。ここで見つけたのはおそらく、日本最古のゆるキャラ。今回はそんな、動物型はにわの魅力を紹介。
動物型はにわの魅力。
古墳時代に作られた、はにわ。
墳丘の上や周りに置かれ、祭祀や魔除けのためのものだと考えられている。
はにわといったらどんな形のものを思い浮かべるだろうか?
人型だろうか?
馬型だろうか?
実はそれ以外にも動物を模したはにわが出土している。
こちらは鹿のはにわ。
…なんとも言えない表情である。
体の作りは現代のぬいぐるみのようだ。非常にカワイイ。古代の方々のセンスには脱帽である。
これは水鳥形。
このデザインは今でもよく見る典型的な鳥の形。むしろすごく綺麗に模してある。あまりに写実的なその造形美に最近作られたモノなのではないかと疑ってしまう。
別のタイプもいる。
首が長い水鳥形。
胴体部分も作られていたのだろうが、この作り、ゆるーい。どう考えても、コレは「古代のゆるキャラ」である。
地域によって、作りが異なるはにわ。この辺りの職人が作るはにわは優しい目をしている。
オリジナルの缶バッジやしおりがありました。
やっぱり、ゆるキャラです。
そんな、ハイカラスポット。
アクセス
上淀白鳳の丘展示館
所在地:〒689-3411 鳥取県米子市淀江町福岡977−2
営業時間:9:30 - 18:00(火曜日定休)
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