
島根県松江市に、非常に気になる建物を発見。外観のインパクトがすごい。一体何をする建物だろうか?でっかい繭がついているようにも見えるし、近未来的な宇宙船のようにも見える。とりあえず、調査に向かった。
隕石が落ちた町、美保関町。

島根県松江市の日本海に面した地域、美保関町。
海沿いに面したこの地域に一際目立つ建物がある。
それが、
メテオプラザ。
ヘンテコすぎる。あの三角帽子はなんだろう?というかこの近未来的な丸いやつ。何?
そんな感想を持ってしまうような建物。

メテオ…どえらい強い名前を冠した建物である。ゲーム「ファイナルファンタジー」だったら「アルテマ」並みの最強レベルの魔法。世界を滅ぼしてしまうほどの強いイメージを持ってしまう。そんな「メテオ」という名前。
まあ、純粋にメテオとは隕石という意味である(笑)

そう。この美保関町は1992年に町内の個人宅へ隕石が落ちたことで有名な町なのである。
そして、その隕石落下で町おこしだ!っていうことで作られたのがこのメテオプラザである。
メテオプラザ
メテオプラザ詳細
1996年高松伸の設計にて完成。
隕石落下より4年という素晴らしいスピードにて完成の地域振興・文化振興・健康増進の施設としてオープンした、見るからに近代的な建造物。

総工費は30億円。H10年には6万人が利用していたが、徐々に利用者数が減少しており、R3年には1.7万人となっている。現在はかつての賑わいは落ち着き、閑散としている。
この場所に来たら、やっぱり見ておきたいのが隕石ですね。
ちゃんと、あります。

建物の4Fが美保関隕石ミュージアムとなっており、隕石に落ちた状況など細かな説明がある。
あの例の建物上部についている繭みたいな近未来の宇宙船みたいなところは「巨大楕円スクリーン」となっており、隕石に関する映像を見ることができるようになっていた。
しかも、ここで上映するアニメはここでしか見られない「手塚治虫プロ」制作のアニメということである。
映像を見た後にお待ちかねの、
隕石。

結構な大きさ。
デカイこれが地球に向かってきたということは、結構巨大サイズの隕石が落ちてきたということであろう。
脳内では映画「君の名は」が再生される。隕石というものは宇宙を旅してきた何かロマンを感じるとともに恐怖も感じるものである。何か不思議だ。
そして、この不思議な建物と隕石は確かによく似合う気がする。
ちなみに、この建物は七類港に隣接しており、フェリーターミナルとしても活用されている。

自然豊かな周りの景観とはあえて反対の象徴的に作られることによって、特別感を生み出されているメテオプラザ。隠岐の玄関口として今日も異彩を放っている。
そんな、ハイカラスポット。
その他、ギャラリー







アクセス
メテオプラザ
所在地:〒690-1311 島根県松江市美保関町七類3246−1
営業時間:9:00 - 18:30(火曜日定休)
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