日本の神社と亜熱帯の密林が正面衝突! 佐多岬の「御崎神社」が完全にインディ・ジョーンズの世界だった!【鹿児島県】

神社といえば、凛とした空気が漂う静寂な杉木立の中に鎮座しているのが一般的なイメージだ。しかし、日本は広い。気候が変われば、神様の住まう環境も劇的に姿を変える。
静寂とは無縁の、むせ返るような亜熱帯のジャングル。そこに日本の伝統的な「赤い鳥居」が放り込まれたとき、空間はかつてないほどのインディ・ジョーンズ感を帯び始めるようだ。
今回は、日本の常識が通用しない密林の異世界、そんな「御崎神社」が潜む佐多岬を探索していく。
トンネルを抜けると、そこは…

今回やってきたのは、九州本土最南端・鹿児島県の佐多岬。
岬へ向かう遊歩道の途中、目の前に現れたのは無機質なコンクリートのトンネルだ。どうやらここから先へは車では行けないらしい。
「ようこそ佐多岬へ」と書かれた少しポップな看板を横目に、この少し薄暗い隧道をくぐり抜ける。


そこはもう、我々が知っている日本の景色ではない。完全に異国のジャングルである。

うっそうと生い茂る巨大なソテツ、そして上から暖簾のように垂れ下がる無数の何か(ガジュマルなどの気根だろうか)。
まるでインディ・ジョーンズの世界に迷い込んだかのような錯覚に陥りながら、亜熱帯の密林の遊歩道をひたすら歩き続ける。本土最南端という特別な気候が作り出した、むせ返るような濃密な緑のオーラが容赦なく襲いかかってくる。


そんな密林に圧倒されながら進むと、緑の奥から突如として現れるのが、

この非常にミスマッチな赤い鳥居。

ジャングルに飲み込まれそうになりながらも、強烈な存在感を放つ鮮やかな朱色。
日本の伝統的な神社建築と、南国の荒々しい大自然が正面衝突を起こした結果、かつてないほどシュールで、そして神秘的な空間が生み出されていた。

さらに奥へと進むと現れる拝殿も、この過酷な自然環境に耐えるためか独特なコンクリート造りになっており、どこか古代遺跡のような風格すら漂っている。
最南端の無機質なトンネルは、どうやら時空を歪める異世界への入り口のようだ。 亜熱帯の密林と日本の信仰が混ざり合う、唯一無二のカオス空間。
そんな、ハイカラスポット。
アクセス
御崎神社
所在地:〒893-2604 鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠415−ロ
見学時間:8:00 - 日没
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(年末の祭典ハイカラダイブ大賞の参考にさせていただきます。)
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