
熊本県といえば有名なのが今も活火山として活動を続けている阿蘇山。そんな阿蘇山の噴煙を上げている中岳の麓に何やら非常に気になる像があるというのだ。謎・気になるものには目がないハイカラダイブとしては見に行かないと気が済まない。ということで調査に向かった。
無音の広場
熊本県で現在も元気に活動を続けている活火山。阿蘇山。阿蘇山は日本でも有数のカルデラを持つ火山。私ハイタロウは学生時代によく阿蘇山に来ていたもので、馴染み深いところでもあるが、あらためてそのカルデラの壁というか崖というか。その圧巻の光景を久々に見て純粋に感動してしまった。同時に巨大な力が働いて形成されたものには非常に恐怖を感じてしまう。

余談は置いといて、まずは噂の謎の巨像を見に行きたいのだ。とりあえず、Googleマップにセットして突き進む。
見えてきたのは清水滝コチラ。的な看板。
通行止め。
しかも、ガッチガチに固定されている。
無理だな。
一気に漂う悲壮感。しょうがない。もう一つ気になる場所が反対側の道にあるので進んでみる。
すこーし5分程歩くと見えてくる。

謎の鬼の門。

竜宮城の入り口を彷彿とさせるその門には赤鬼と青鬼と真ん中にいるのはなんでしょうか?鬼に警護を任せるというのはなかなかな強者でしょう。

門自体ものすごく、デザインが秀逸。顔をつけてしまうなんて。
不思議な空間。非常に良い。

この場所、非常に開けた場所となっており、仏像が数体、不動明王像も。
聖なる力でも働いているのか、生物がいる感じがしない。振り返れば世のものではない何かがいそう。そんな気がしてしまう無音の世界がそこには広がっている。


清水滝へ
左の門をまっすぐ行けば先ほどの清水滝への道へと続いている。
ただ、肝心の清水滝への道が閉ざされては仕方ない。
諦めて、ぐるっと回って阿蘇市の方へ向かおうと思ったら

小道を発見。
どうやら、こちらから行けるらしい。
Googleマップに頼りすぎるのもいけないな。なんて思いながら進んでいく。
(あまりに分かりにくいので、マップで位置入れています。実際にはここから北へ行く道がありますのでそこを進んで行きます。)

徐々に狭くなっていく道幅。気にせずにどんどん進んでいく。
着いたのは第二駐車場。
ちなみにここが一番近い駐車場。
第一駐車場が手前にあったけど、一番近いところにあるのが通常は第一駐車場じゃないっけ?
とりあえず歩いて向かってみる。




そこそこ安定はしているが、気を抜いたら滑りそうな道。
一歩ずつしっかりと着実に前に進んでいく。

見えてきた。

白い謎の像。
頭に仏像を乗せている。
活火山の麓にこんな不思議な光景が広がっているなんて。

下の川べりに進むと先ほどの門にいた赤鬼の仲間がいらっしゃる。
ハイカラなパンツをお召しになられて。
見にきた甲斐があった。



他にも巨大なカエルらしき物体が家の屋根にしがみついていたり、ドラゴンが水を吐いていたり、崖には閻魔様らしき方が祀られていたりと。
なかなかカオスな空間が広がっている滝である。

清水滝はこんな感じのあらゆるコントラストの融合された滝である。
今も活動し続けている火山の麓にあり、まさに火山活動という巨大なエネルギーを具現化したように設置されている像たち。今もそのエネルギーに応じて不思議な空間を保ち続けているのだろう。
清水滝に行かれる際はちゃんとした靴で行くことをオススメする。
そんな、ハイカラスポット。
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